PRS Guitars 2021 New Model PRS Studio and PRS Special Semi-hollow
「PRSナローフィールドピックアップ」が「PRS Studio」と「PRS Special Semi-hollow」の二つの新しいモデルと共にCoreラインナップに戻ってきました。
「PRS Studio」と「PRS Special Semi-hollow」は、メイプル・トップ、マホガニー・バックのボディ、マホガニーネック、22フレット、25インチスケール、Gen IIIトレモロとフェーズ3ロッキングチューナーを搭載。
二つのモデルの大きな違いは、搭載されるピックアップの構成で、PRS StudioはS-S-H、PRS Special Semi-hollowはH-S-Hのような構成になっています。
「PRSナローフィールドピックアップ」は、ハムバッカーをサイズダウンして改良したもの。ノイズに強いハムバッカーの利点を備えながら音抜けの良いシングルコイルのようなサウンドを生み出します。サウンドは、ソープバーと呼ばれるP90ピックアップよりもハムバッカーをシングルコイルピックアップの大きさにサイズダウンさせたミニハムバッカーに近いようです。
幅の狭い設計となっていることに加えて、PRSナローフィールドピックアップは、ピックアップと弦の距離が指板の曲面に沿って一定になるように階段状(stair-stepped)になっています。
「PRS Studio」は、ネックポジションとミドルポジションにナローフィールドピックアップ、ブリッジポジションにカバードタイプの58/18LTハムバッカーを搭載。トラディショナルなS-S-Hのギターをモダンに進化させたギターです。
コントロールは、ボリューム、プッシュプル・トーンと5ウェイ・ピックアップセレクター。トーンノブをプルすると、ブリッジポジションの58/18LTハムバッカーをコイルタップすることができます。ちなみに、58/18LTハムバッカーの”LT”は、”Low Turn”を表し、ナローフィールドピックアップにあわせて、コイルの巻き数を減らしているそうです。
カラーは、Aquamarine/Dark Cherry Sunburst/Faded Whale Blueなどの定番カラーを含めて20種類ものバリエーションが用意されています。
PRSのギターは、2ハムバッカーのモデルが中心なので、S-S-HやH-S-Hのギターのギターが好きな方には、「PRS Studio」や「PRS Special Semi-hollow」がおすすめです。
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