劇団四季 ミュージカル『キャッツ』を観てきました
2017年1月21日土曜、劇団四季のミュージカル『キャッツ』を見てきました。前回、劇団四季のミュージカルを見たのは、2007年10月21日ですので、実に約10年ぶりの観劇でした。
お昼からの公演は、12時30分開場、13時開演でしたので、11時前に大阪に到着して昼食を食べてから大阪四季劇場へ向かいました。
今回は、2階席、1段目の最後列(2F G36、G37、G38)でした。やはり専用の劇場だけあって,舞台全体を広く見渡すことができて大満足でした。今回は、舞台装飾が凝っていて、劇場内全体が装飾されていました。
20分間の休憩時間では、観客が舞台の上に上がることもできました。実際に舞台に上がった家族の話によると、1階席は舞台と客席がとても近いそうです。
今回の演目ミュージカル 『キャッツ』では、キャストが観客席まで出てきます。舞台の上から2階席まで移動できるような通路が劇場内の壁際に設けてにあって、歌いながら客席の間を回ったりするので、とても迫力がありました。
以前に見た『オペラ座の怪人』では、歌とセリフによるミュージカルでしたが、『キャッツ』にはセリフはほとんどなく、初めから最後まで歌と踊りで押しまくる内容でした。
内容を全く知らずに観たのですが、大満足の内容でした。第一幕の1時間はあっという間に終わって、気が付くと休憩時間という感じでした。
一番の見どころは、年老いたヒロインのグリザベラが歌う「メモリー」です。ソロで歌う「メモリー」は、落ち着いた歌声とベテランらしい味のある歌い方で一気に引き込まれます。『キャッツ』の最大の見せ場に、久しぶりにぞくっとするような感動を覚えました。
若いシラバブと年老いたグリザベラが共に「メモリー」を歌うシーンも印象的でした。透き通るようにきれいなシラバブの「メモリー」と人生の哀愁を感じさせる深みのあるグリザベラの「メモリー」の違いを楽しむのが、もう一つの見どころです。
劇団四季のミュージカルは、チケットがなかなかとれないので観に行くが難しいのですが、2時間の感動を与えてくれる『キャッツ』はおすすめです。
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【参考データ】
劇団四季 ミュージカル 『キャッツ』
公演劇場: 大阪四季劇場
上演時間: 約2時間30分(休憩を含む)
一般通常料金: A2席 ¥8,640
キャスト (2017/01/19 情報)
グリザベラ 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン 時枝里好
ジェニエニドッツ 笠原光希
ランペルティーザ 山中由貴
ディミータ 吉村摩耶
ボンバルリーナ 金 友美
シラバブ 黒柳安奈
タントミール 間辺朋美
ジェミマ 朴 悠那
ヴィクトリア 杉野早季
カッサンドラ 藤岡あや
オールドデュトロノミー 山田充人
アスパラガス=グロールタイガー/
バストファージョーンズ 飯田洋輔
マンカストラップ 加藤 迪
ラム・タム・タガー 上川一哉
ミストフェリーズ 松出直也
マンゴジェリー 斎藤洋一郎
スキンブルシャンクス 小林 唯
コリコパット 横井 漱
ランパスキャット 政所和行
カーバケッティ 齊藤太一
ギルバート 玉井晴章
マキャヴィティ 田川雄理
タンブルブルータス 塚下兼吾
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