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2011年10月15日 (土)

『仕事で使う情報は、全部メモノートにまとめてみた』 熊山 准

『仕事で使う情報は、全部メモノートにまとめてみた』(熊山 准)を読みました。

一つのノートを話題にした本といえば,有名な「モレスキン」が大人気。メモ帳としては,「ロディア」が1冊の本になっています。どちらも個性の強いデザインを持つ海外メーカの製品。これに対抗しうるのが,日本が誇るデルフォニクスのロルバーンです。この本は,そのロルバーンが満載の本です。ロルバーンを題材にいかにして,アナログのメモをいかに使いこなすか徹底的に追求して書かれています。

■まずは,モレスキンとの比較。1冊1890円もする高価なモレスキンは仕事用のノートには向かない。書きやすさの点でも仕事用ノートにはロルバーンが向いている。

■すべてのメモはロルバーンに書いて一元化する。これによってメモの紛失を防止する。いわゆる野口悠紀雄氏の提唱する「ポケットひとつ原則」をメモノートにも適用する。一方で,最終的なアウトプットがデジタルであることを考えると,手書きメモの必要なシーンは極力絞っておく方がよい。

手書きメモが必要なシーンをあらかじめシミュレーションして絞るという発想が斬新です。

■仕事のノウハウを1冊のノートにまとめる。ただし,とりあえずは常用のメモ帳に書く。そして,その中から後々何度も使う情報を専用ノートに書き写す。こうすれば,二度手間になっても「ノートの使い分け」を考えるワナにおちいることがない。

メモと後から参照するリファレンス情報の使い分けは,一番難しいところ。どちらに書くべきか,その時点では判断できないこともあります。ひとまずメモに一元化。後でノートを見返しながらリファレンス情報を専用ノートに書き写すという手法が参考になります。

■メモは時系列に書く。そして日付と用件を書く。日付はタイムスタンプとして利用するので「西暦+月+日」の8桁に統一して書く。

確かに,必ず日付を書くことでメモの検索性と利便性が飛躍的に高まります。習慣として身に付くと自然にできますので,すべての人におすすめです。

■アナログメモは,情報の保存という点では脆弱なのでデジタル化して保存する。シンプルにパソコンにキーボードで入力する手段の他に,スマートフォンのカメラで撮影してクラウドに保存する方法を紹介。ただし,クラウドも過信は禁物。バックアップは必要。

スマートフォンで撮影(スキャンアプリを使用)するのは最近のトレンドです。『情報は貯めるだけ貯めなさい ~クラウド時代の逆転仕事術~』(牧野 武文)でも紹介されています。

とにかくロルバーンが好きな人には最高の本です。また,お手軽なノウハウではなく,メモの使い方そのものを考えるヒントとしてもよくできた本です。

{参考情報〕

  • 仕事で使う情報は、全部メモノートにまとめてみた
    熊山 准
    ぱる出版 (2011/08)
    \1,470

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