« ロットリング ティッキーMP | トップページ | ノート&ダイアリースタイルブック Vol.2 »

2007年11月 3日 (土)

「仕事を加速する技術」

梅津 信幸著の「仕事を加速する技術」を読みました。

著者はコンピューターが専門のようで,仕事の処理方法をコンピュータの情報の処理方法と比較しつつ説明する内容になっています。精神論ではなく論理的に説明がなされているので,とても理解しやすくなっています。あっという間に最後まで読めました。

考えてみれば,我々の仕事も大半は情報処理と言えます。よって,コンピュータで使用されている情報処理の戦略が仕事にも応用できるはずです。コンピュータは,一度処理した結果を上手に再利用することで処理効率を上げています。したがって,我々人間も同じ戦略を使おうという説明にはとても納得させられました。

特に参考になったのは,「デコードした情報を生かす」という考え方です。このために,「仕事のログをとる」という手法を提案しています。この「仕事のログをとる」という考え方は,私のなかで漫然と必要性を考えていた「結果ではなく,経緯を記録する」という考え方に対して,明確な答えを与えてくれました。この本では,「計算結果と計算式」という例で,その重要性と意味を説明しています。

「計算結果」はまさに仕事の結果であり,その仕事以外には要をなしません。ところが,「計算式」を残しておけば,次に同様の仕事を処理する場合に,数値を入れ替えて何度でも使えます。また,計算式を残しておけば,その式を変形して別の問題を解くこともできるので,一から新しい計算式を立てる手間を省くことができます。

私のテーマである「仕事の結果ではなく,経緯を記録する」という考えが,この本で大きく前進しました。仕事の結果は,別の仕事には使えませんが,その仕事を実行する上での経緯すわなち得られた知見(例えば,成功した点や苦労した点,所要時間等)を記録しておけば,別の仕事でも応用できます。この情報を持っていることで,次にきた別の仕事を「加速」することができます。

何度でも読み返したくなる,とても参考になる本です。

〔参考データ〕

  • 梅津 信幸 「仕事を加速する技術」     ¥1,500(税別)
    ソフトバンク 2007/10/2

|

« ロットリング ティッキーMP | トップページ | ノート&ダイアリースタイルブック Vol.2 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ロットリング ティッキーMP | トップページ | ノート&ダイアリースタイルブック Vol.2 »