フィッシャー・スペースペン
フィッシャーのスペースペン・ブレットです。
兄がお盆休みにニューヨークへ遊びに行くというので,お土産のリクエストをしておきました。アメリカで文房具といえばということで,フィッシャーのボールペン(BP)をお願いしました。
フィッシャーのBPは,三菱のパワータンクのように加圧式のインクリフィルを使っています。すなわち,インクリフィルの内部が窒素ガスで加圧されていて,インクをその圧力で押し出すようになっています。この加圧式のインクリフィルは,もともとNASAが宇宙空間で使うために開発したことで有名ですが,パッケージの裏にも,そのエピソードが記載されていました。また,月面のクレータを模したケースが楽しい気分にさせてくれます。
加圧式のインクリフィルの特徴としては,書き始めから「かすれ」がなく,とても滑らかに筆記できることです。私は,この「かすれ」が大嫌いなので,加圧式のBPを愛用しています(※ 日本では,加圧式のインクリフィルを採用したペンとして,先に紹介した三菱のパワータンクが簡単に手に入ります)。ただし,このペンの場合もそうですが,ペン先はどうしても太字になってしまいます。
フィッシャーのBPのなかでも,この「ブレット」は,その言葉が意味する「弾丸」のイメージどおりの格好をしています。パッと見た目に筆記用具と思えないデザインが特徴的です。このペンを最初に見たとき,クリップが付いていることに驚きました。せっかくのデザインが台無しになりますが,実用的にはクリップ付きの方が持ち運びに便利です。
なお,このクリップは取り外しが可能なタイプで,単にかぶせてあるだけのものです。したがって,注意して扱わないと,すぐにクリップを紛失してしまいそうです。やはり,このブレットを使うのであれば,クリップは不要だと思います。
NY滞在中の兄からマットブラックとクロームシルバーのどちらがいいかとメールで質問がきたので,迷わずクロームシルバーを選びました。無垢の「金属」を感じさせるクロムシルバーの外観がブレット(弾丸)のイメージを強調してくれます。
〔参考データ〕
- fisher SPACE PEN Bullet Chrome with Clip
Stock No: 400CL U.S. Price: $ 22.00
(made in USA)
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